今日はご無沙汰しておりますので、簡単なエッセーのようなものを。
ここ数日ちょっと考えていたことを描いてみようと思います。
アナハイムに魅了された理由
昨年11月のアナハイム、実に楽しい旅行でした。
その理由を実はここ数日ふとしたことで思い起こしてみたのですが、ぼんやり考えているうちにあることに気づきました。
それは写真を観ている時に気づいたのです。
人の笑顔。
アナハイムで収めた写真には人の笑顔が写ってます。
老若男女問わず、楽しそうな顔。
家族と来ていたり、友人や恋人と来ていたり、でもみんなそれぞれにエンジョイする姿がとっても印象に残っているんですね。
人は何しにテーマパークに来たのか。
なんて深遠なテーマでは何も考えてませんが、とにかくエンジョイしに来ている事がストレートに分かるそんな光景でもありました。
テーマパークを彩るもの
ディズニーランドもディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーもとっても精緻な出来栄えのテーマパークで観るものを圧倒させる力がありますが、その豊かな風景に最後のワンピースを添えるのが人の笑顔なんだろうと思います。
お父さんやお母さんと一緒に過ごす子供の笑顔、いいですね。
とても微笑ましく、そして「Happiest Place on Earth」という言葉がしっくり来る光景でもあります。
そしてそんな光景が風景にしっかり溶け込んでいたのが鮮やかな記憶として蘇ってきます。
さて、今度はその真逆である誰もいないテーマパークもとても印象深いものなのでしょう。
東京は今、閑散期(なはず)です。
閉園時間も早く、ゲストの入りもさして混んでいるというわけではなく、人影もまばらな閉園間際はシャッターチャンスだということも伺っております。
Twitterでも実に様々な方々の素敵なお写真を目にすることが出来ます。
実に美しく、人によってはアーティスティックで真似の出来ない仕上がりの作品をSNS上で楽しませて頂いております。
ただ、時として思うのは、やはり「なにか物足りない」という印象。
そしてその物足りなさの正体はやはり人、なんですよね。ゲスト。
人が入って初めて成立するのがテーマパークだったりスタジアムだったりコンサートホールだったりするのでしょう。
ゲストやオーディエンスが入場してはじめて"場"に息吹が吹き込まれ、彩りをそえる。
人がいるからこそ、ダイナミックな動きやうねりが体感出来る。
人が入って楽しむ姿があちこちで見える事がテーマパークにとってもいいことですし、遊びに来ている方もまたいいことなんだと思います。
写真を撮ってSNSやブログにアップロードするにしても人の顔にモザイクを掛けたりしなくてはいけない時代です。
今の時代のマナーといえば当然ですし、私も基本表掲する際はそうしております。
ルールやマナーは守るべきです。
しかし、人がいなかったりモザイクだらけの写真をアップロードしても実につまんない事もまた事実だったりします。(安物のAVじゃないし。)
そんなことを感じているので、実は最近はSNSにも写真をアップロードするのを控えております。
勿論、人様にお見せ出来る腕前ではないから自粛しているというのもあるんですが、風景だけのテーマパークをSNS上で沢山アップロードしても、本当にテーマパークの魅力を伝えられるのかどうか、と言われると決してそうは思えないのです。
例えば、タワー・オブ・テラーで絶叫して恐怖におののいている表情があるからこそ、リアルな怖さや興味をそそるものなんだと思うのです。
建物だけでは、不気味さは伝わってもそこから先、「自分も体験してみようかな」という印象はフルに与えられないのではないか、と思います。
一体どれだけのスリルや怖さが体感出来るのか、というような想像が追いつかないような気がするんです。
個人的には風景写真、実は結構好きなのですが(笑)、アナハイムに行ってから考え方が変わりましたね。
あの笑顔があるからこそ、60周年のイベントが出来る、そして華やかなものになっているということ、ですね。
今はSNSへのアップロードも控えてますが、撮影した下手くそな腕前の写真は普通に普通に人が写り込んでます。
別に人を撮影しているわけではなく、ミッキーや仲間たちのショーを楽しむ姿や鑑賞する人の頭などがガンガン入ってますが、それもまた臨場感があっていいかと思っております。
トリミングすりゃ、拡大できるし、いざとなれば立ち見で鑑賞して撮影すればいいだけのお話しですからね。
写真も私はド下手なので人様にお見せ出来るものなんて大してないのですが、それでいいと思っております。所詮は自己満足の自宅観賞用でしかないわけなので。
ということで、まとまりがつかなくなりつつありますが、やはりテーマパークには人の笑顔が一番似合う! ということを言いたかっただけです。
ブログリニューアルも一時停止してますが、もう少しで先に進めそうなので、今しばらくお待ち下さい。
現在は原稿も一段落しております。
仕事が忙しくてヒィヒィ言ってますが、引き続きご愛読をお願い申し上げます。