久しぶりに珍しく東京ディズニーリゾートに関する話題になります。
2017年の東京ディズニーリゾートの年間スケジュールが発表されました。
来年の海外旅行計画に影響があるかと思いますので(笑)、今回取り上げてみようと思いました。
来年もなかなか興味深いイベントが目白押しのようです。
あと今回は最後に感想をダラダラ書いた分、かなり長いので、関心のあるところだけ拾い読みして下さい。
東京ディズニーリゾートの2017年度の主なスケジュール
シーズンごとにチェックしていきましょう。
なお、文中の引用は全て株式会社オリエンタルランドの2016年9月21日付のプレスリリースより抜粋しております。
ディズニー・イースター
開催期間は2017/4/4 (TUE)~6/14(WED)となっております。春はいつも長丁場なんですよね。
東京ディズニーランドのディズニー・イースター
ディズニーの仲間たちがイースターバニーと一緒にヘンテコ楽しいイースターを展開。
ウサギの耳がついたヘンテコなタマゴ“うさたま”がパークのあちこちに逃げ出して、ディズニーの仲間たちと大騒動を繰り広げます。
ディズニーの仲間たちと“うさたま”が登場するまったく新しいパレードにもぜひご期待ください。
このパレードには、パーク内で初登場となる大人気のディズニー映画『ズートピア』の主人公ジュディ・ホップスやニック・ワイルドも新たに登場します。
ここは新しいテーマでのイースター、そしてニックとジュディがパークに登場するというのがキモでしょう。
これは楽しみですね。
東京ディズニーシーのディズニー・イースター
パークは今回のイースターのファッショントレンドとなるウサギの耳がついた帽子“イースターバニーボンネット”や“イースターエッグ”をモチーフとした装飾で飾られ、メディテレーニアンハーバーで公演されるメインショーでは、ミッキーマウスをはじめとするディズニーの仲間たちが自慢のイースターファッションを披露します。
ということで、2015年に開催されたディズニー・イースターの再演になるようです。
年をまたいでの再演というのが実に面白いところであります。
人気も高いショーでしたので再演を喜ぶ人も多いようです。
ディズニー七夕デイズ
毎年恒例の七夕イベント、来年も今年同様に6月中旬から実施します。
開催期間は2017/6/15(THU)~7/7(FRI)
東京ディズニーランドのディズニー七夕デイズ
彦星と織姫に扮したミッキーマウスとミニーマウスが、人力車に乗ってパレードルートをグリーティングします。
ワールドバザールには、笹や吹き流し、願い事を書いたウィッシングカード(短冊)を飾り付けるウィッシングプレイスを設置します。
七夕しげるさんは来年も登場するのでしょうか。
東京ディズニーシーのディズニー七夕デイズ
彦星と織姫に扮したミッキーマウスやミニーマウスたちによるグリーティングショーをメディテレーニアンハーバーで展開。
アメリカンウォーターフロントのニューヨークエリアに、願い事を書いたウィッシングカード(短冊)を飾り付けるウィッシングプレイスや笹飾りなどを設置し、異国情緒あふれる七夕を盛り上げます。
とのことです。
例年通りですね。
こう言っては申し訳ないのですがマンネリ化しているのは否めないのでもう少しひねりがほしいかな、と思っております。
例えばキャッスルショーをやるとか、です。
無理でしょうが(笑)。
ディズニー夏祭り
これもまたまた毎年恒例ですが、ディズニー・シーで大きな動きがあります。
開催期間は2017/7/11(TUE)~8/31(THU)まで。
七夕が終わってから4日、間が空きますね。
準備期間としてなのでしょうが、8日と9日が土日なのでそこは避けてスタートしたいのでしょう。
東京ディズニーランドのディズニー夏祭り
和をテーマとした“夏祭り”が、ますます楽しく華やかに盛り上がります。
水しぶきを浴びながら、ディズニーの仲間たちと一緒に踊って気分も舞い上がるショーのほか、煌びやかで夏祭りらしいフォトロケーションやちょうちんが登場します。
夏祭りのグッズやメニューも登場し、ショーの和太鼓の音や祭囃子とともに、パークはお祭りムードに包まれます。
さて、爽涼鼓舞→雅涼群舞→彩涼華舞と来て2017年はどうなるのか。
4文字熟語シリーズが続きそうですが、ディズニーランドの夏のイベントの大幅なリニューアルがあるとしたら来年35周年でのタイミングなのかもしれませんね。
本音を言うと散水のショーであっても大して濡れない分、東京ディズニーシーの「トロピカル・スプラッシュ」の方がやりすぎていて好きだったんです。
しっかりびしょ濡れになるし。
それにディズニーランドは抽選全然当たらないし(笑)。
って私怨が多い感想ですが、ここも彩涼華舞の再演なのかな、と思っております。
東京ディズニーシーは「≪新規≫スペシャルイベント(名称未定)」
さて、大注目です。
2017年7月1日(土)に最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』が公開されるにあたり、ディズニー映画『パ
イレーツ・オブ・カリビアン』の世界を舞台にしたスペシャルイベントを新たに開催します。メディテレーニアンハーバーでは、ジャックスパロウや海賊たちが大量の水しぶきとともに繰り広げるハーバーショーを公演するほか、海賊たちによるアトモスフィア・エンターテイメントが繰り広げられます。
海賊をイメージしたグッズやメニューも登場し、パークの装飾も『パイレーツ・オブ・カリビアン』の世界に様変わりします。
これは凄いですね。
公開したての映画とのタイアップなんですね。
しかも、メディテレーニアン・ハーバーに合うじゃないですか!
ブラックパール号が果たしてハーバーを航行するか分かりかねますが、もし航行するならば結構インパクトはありますよね。
あのフォートレス・エクスプロレーションも15~17世紀まで続いた大航海時代に活躍した人物が登場するエリア(エクスプローラーズ・ホール)。
海賊が活躍していた時期は16世紀~18世紀あたり。
パイレーツ・オブ・カリビアンも第1作は18世紀のジャマイカ・ポートロイヤルが舞台。(※Wikipedia参照)
時代背景的に一応様々なものがクロスオーバーするということで、世界観の構築という点ではいいんじゃないかと勝手に思っております。
勝手に盛り上がってしまいましたが、面白いイベントだと思います。
聞くところによると、2011年時公開の『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』のときにもTDR内で映画とのタイアップイベントが企画されていたそうですが、震災の影響でなくなったという話しだそうです。
実現すれば6年越しになりますね。
個人的にはこれが1番の楽しみかも。
ディズニー・ハロウィーン
現在執筆時点でも開催中のハロウィーンイベント。
2パークとも再演になりますね。
開催期間は2017/9/8 (FRI)~10/31(TUE)
東京ディズニーランドのディズニー・ハロウィーン
“ハロウィーン・ミュージックフェスティバル”をテーマに開催。
パレードルートでは、ディズニーの仲間たちやおばけやスケルトンが、様々なジャンルの音楽パフォーマンスを繰り広げる最高に楽しいパレードを公演します。
ゲストもディズニーの仲間たちと一体となって、リズミカルな音楽に合わせて手拍子などで参加して一緒に盛り上がります。
今年の「ハロウィーン・ポップンライブ」は個人的には当たりのイベントですね。
来年も再演ならばこれはこれでいいと思います。
まだの方は一度観に行ってください。
一緒にタオルを振り回したり、皆で参加するパレード、楽しいですよ。
東京ディズニーシーのディズニー・ハロウィーン
ディズニーヴィランズ一色の“クールで妖しいハロウィーン”をテーマに開催。
メディテレーニアンハーバーでは、ヴィランズとミッキーマウスをはじめとするディズニーの仲間たちが、妖しくも美しい、スタイリッシュなヴィランズ流のハロウィーンを楽しむハーバーショーを公演します。
ヴィランズ・ワールドの再演なんでしょうね。
クリスマス
開催期間は2017/11/8(WED)~12/25(MON)です。
東京ディズニーランドのクリスマスは「クリスマス・ファンタジー」
“クリスマスのストーリーブック”をテーマに、ファンタジックで楽しいクリスマスをお届けします。パレードルートでは、絵本の中から飛び出してきたクリスマスを楽しむディズニーの仲間たちの物語が綴られたパレードを公演するほか、ワールドバザールの中央には高さ約15メートルのクリスマスツリーが登場し、ファンタジーあふれるクリスマスを彩ります。
2015年のクリスマスイベントと同じような感じですね。
東京ディズニーシーのクリスマスは「クリスマス・ウィッシュ」
パークが最もロマンティックな雰囲気であふれるこの季節、豪華客船S.S.コロンビア号の前には高さ約15メートルのクリス
マスツリーが登場し、パーク全体がクリスマスの華やかな装飾やオブジェで彩られます。メディテレーニアンハーバーで昼のショーを公演するほか、水上のクリスマスツリーが幻想的に光り輝く夜のショーや、ア
メリカンウォーターフロントのイルミネーションなど、バラエティに富んだクリスマスをお楽しみいただけます。
アニバーサリイヤーを祝した2016年は「ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ」
ウィッシュが2つ重なるともっと良いことあるのかしら、と思いますが、ここも例年通りな感じがします。
確かにディズニーシーのクリスマスはきれいですよね。
個人的には東京ディズニーシーの1番好きなシーズンですね。
お正月
開催期間は2018/1/1(MON)~1/5(FRI)
例年通り東京ディズニーランドではパレード、東京ディズニーシーではバージからのご挨拶という感じになります。
閑散期(1~3月期)
もう閑散期と言ってはいけないのかもしれません。
東京ディズニーランドでは「アナとエルサのフローズンファンタジー」が、東京ディズニーシーではピクサーをメインに据えたイベントがスタートします。
開催期間は2018/1/11(THU)~3/19(MON)
東京ディズニーランド「アナとエルサのフローズンファンタジー」
アナとエルサたちが繰り広げる映画の世界観をお楽しみいただけるパレードのほか、スノーギースや雪の結晶をモチーフにしたデコレーションなど、パークは『アナと雪の女王』の世界に様変わりします。
また、全編を通して『アナと雪の女王』のシーンで構成される期間限定のキャッスルプロジェクションも公演され、映画でお馴染みの歌や心温まるストーリーを迫力いっぱいにお楽しみいただけます。
キャッスルプロジェクション「フローズンフォーエバー」は楽しみですが、個人的には申し訳ありません、2017年の3年目で終わりだと思いましたので、4年目もあることに意外な印象しか受けませんでした。
ただ、ここまで書いて思い出すのは映画の続編の話し。
実はアナのCVをやっていたクリスティン・ベルが今年の春先にアフレコに入る旨のツイートをしているというニュースがWEBに出ていたんです。
そして2018年にはブロードウェイで「Frozen」のミュージカルがスタートします。(2015年のD23でもそんな発表がありましたね。)
そう考えると意外と早い時期で続編「Frozen 2(仮)」がある事が判明した事もあって4年目もGo!という判断になったのかもしれませんね。
もし、そうだったらちょっと楽しみです。
東京ディズニーシーはディズニー/ピクサー映画をテーマにした新イベント
意外でした。
ディズニー/ピクサー映画の世界をテーマにした新しいスペシャルイベントを開催します。
さまざまなディズニー/ピクサー映画に登場する大人気のキャラクターたちが、ショーやグリーティングを繰り広げるほか、新たにディズニー/ピクサー映画のグッズやメニューなども登場します。
これは先に挙げたパイレーツ・オブ・カリビアンの話しも含めて考えると「脱ミッキー」なのかな、と思うのです。
ディズニーが持つコンテンツをもっとフルに活かすべきですし、そこに目が行ったのであれば実験的な要素はあるにせよ、試みとしては面白いなと思いました。
定着する/しないは2年位継続して判断してもいいですしね。
ディズニー/ピクサー映画ならば、ディズニーランドでやったほうがしっくり来る印象もありますが、集客をミッキー頼みにしているフシがあるので、いつものミッキーとその仲間たちではなく、他のディズニーコンテンツで集客して成功を収めるパターンが出来たらよりエンターテイメントに幅が出来るのではないかと思います。
※プレスリリースを観る上ではミッキーが出てこない印象を受けるのであえてこう書きました。
東京ディズニーシーはもう1つ、ダッフィーのプログラム(名称未定)
ダッフィーやシェリーメイ、ジェラトーニのプログラムを展開します。
グッズやメニューの販売、素敵な記念写真が撮れるフォトスポットなど、ダッフィーのほのぼのとした心あたたまる世界をお楽しみいただけます。
スウィート・ダッフィーは終わりっぽいんですね。
新しいプログラムがどういうものなのか、注目しましょう。
マイフレンドダッフィーも2017年2月からリニューアルしますしね・・・。
2017年の東京ディズニーリゾートの新規エンターテイメント
リニューアル分含めて時系列ごとに紹介します。
新規アトラクション「ニモ&フレンズ・シーライダー」(TDS)
2016年5月にクローズした「ストームライダー」の後は「ニモ&フレンズ・シーライダー」
映画『ファインディング・ニモ』と『ファインディング・ドリー』の世界観が描かれているそうです。
映画の中の海底世界を覗けるものなのだそうです。これは楽しみですね。
コンテンツリニューアル「タートル・トーク」(TDS)
元々人気のアトラクションも『ファインディング・ドリー』の公開があったので、リニューアル。
クラッシュの息子、スクワート・タコのハンク・ジンベイザメのデスティニー、そしてニモの父親であるマリーンが登場するそうです。
クラッシュとのやり取りがとにかく面白いアトラクションですので、今後のリニューアルがとても楽しみです。
リニューアル「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」(TDL)
エレクトリカル・パレード、アナとエルサが登場します。
美女と野獣フロートの復活やシンデレラのフロートがLEDになるなどまた新たに手が加えられます。
リニューアル「ドックサイドステージ」の新規ショー(名称未定)(TDS)
2017年3月17日をもって現行の「テーブル・イズ・ウェイティング」が終了します。
その後継ショーとして新しいグリーティングショーが開催されるそうです。
ただし、レギュラーショーではなく2017/7/11(TUE)~2018/3/19(MON)まで、ということです。
ディズニー夏祭りがスタートしてから8ヶ月ほど、一体何をやるんでしょう。
なぜ、期間限定なのかも謎めいてますが、どういうステージになるか楽しみであります。
一説にはNEW LOOKのお披露目という噂もチラホラですが・・・。
再演が多いが、新しい試みもある2017年のTDR
大型投資を行う再開発も控えているので、抑えるべきところは抑えている印象はありますね。
それがおそらく再演が多くなる理由なのかもしれません。
細かいリニューアルを加えて、なるべく飽きさせないようにする事を念頭に置いているのでしょう。
2017 年度、東京ディズニーランドならびに東京ディズニーシーでは、新規アトラクションの導入や、新しいエンターテイメント、スペシャルイベントなどを実施し、訪れるゲストに夢のような体験と思い出を提供してまいります。
とプレスリリース冒頭に書いてあります。
様々な見解がありますが、様々な制約ごとがある中で出来る限りの知恵を絞って集客頑張ろうという意図は感じます。
「訪れるゲストに夢のような体験と思い出」を提供するってなかなか言えないことですし、実現もハードル高いと思います。
でもこう書いた以上は例年になく力を入れて集客も顧客満足度もアップさせていこうという意気込みを感じますし、是非ともその願い・目標が実現するといいなと思います。
海外には海外の良さがあり、東京には東京の良さがある。
最近増えている海外からのゲストにも東京の良さをしっかり伝えていってほしいなと思います。
そんな期待感も感じつつ、本稿を終えたいと思います。
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