ディズニー・バケーション・クラブの話題を中心にアウラニ・WDW・DLRを中心とする海外ディズニーや東京ディズニーリゾートについて紹介するブログメディア

DVC TOPICS

Inside Story of Aulani Vol.2 アウラニのロビーにまつわるエトセトラ

2016-08-14

夏休み企画というわけではないのですが、久しぶりに書いていないことを書こうということで「Inside Story of Aulani Vol.1」の続編を今回はご紹介します。

前回は2015年3月、1年半振りの更新になりますね。

2014年10月に参加したDVCメンバー限定イベント「Art&Nature Walking Tour of Aulani」で伺った内容を元に今回も構成します。

ロビーの装飾に描かれているのは・・・・・。

アウラニのロビーに入ると描かれているのは先住民らしき人物が農耕に勤しむような姿だったり様々な人の生活、姿が描かれております。

これは、「春夏秋冬」でのハワイの先住民の暮らしぶりと人の一生がリンクして描かれているものなのだそうです。

幼少期から青年期にかけて春夏、そして壮年期から老年期を秋冬、という形式でオーバーラップさせているのだそうです。

改めて観るとディテールに凝った作品となっております。

下の動画で改めて確認を願えますと幸いです。いい写真素材がなくて恐縮です。

こちらもあわせて観て頂けると幸いです。

https://dvctopics.com/?p=3783

山と海を示す欄干

三角形状=山を示し、とウェーブは文字通り波を示します

ディテールで言うと、日本語で言う欄干のような装飾にもこだわりがありますね。

三角形状=山を示し、とウェーブは文字通り波を示します。

こういうところにも細かいこだわりが反映されているんですね。

ロビーに埋め込まれている'IWAと周囲の矢印

ハワイ語で'IWA(イワ)は「グンカンドリ(軍艦鳥)」という意味になります。

デイリーイワ・ウィークリーイワのあの「'IWA」ですね。

ロビーの真ん中の位置する場所に写真のように埋め込まれております。

この軍艦鳥についてですが、

成鳥は全長100cm、翼開長230cmに達する大型の海鳥くちばしは長く、先端が鉤状に下方へ曲がる。翼は長くて幅もあり、先端が尖る。尾羽は二又に分かれ、これも長く伸びる。

とWikipediaに説明があります。結構大きな鳥なんですね。

参照:オオグンカンドリ(Wikipedia)

生息地が太平洋に熱帯地域でハワイ州ではオアフ島とカウアイ島に大量に飛来するのだそうです。

あと、言われて気づくのが「ハレイワ=Hale'iwa」というノースショアの街の名前にも使われてますね。

ハレ=家なので「軍艦鳥の家」という意味になるのだとか。

「'IWA」は海鳥なので海に向かって飛んでいるイコール海の方角を指し示しているということでロビーの真ん中の位置にこのレリーフのようなものがセッティングされているのです。

そしてこの'IWAを取り囲むように埋め込まれている矢印のようなもの、これも実は意外なもので出来ているのです。

'IWAの頭の向かう先、が海でコーラルで出来ているマーク

'IWAのテール側は山側を向いているので"Wood"が採用されている

ワイアナエタワーの方面(右側)はザラザラした溶岩が固まったものを利用

つるつるさらさらした溶岩はエヴァタワー側、海から向かって左側

  • 海側・・・コーラル
  • 山側・・・木で出来ている(材質失念・・・。)
  • 'EwaTower側・・・つるつるした手触りのサラサラ溶岩 (女性的なイメージ)
  • 'Wai A'nae側・・・ザラザラした粘着質の溶岩 (男性的なイメージ)

木の材質が思い出せないので申し訳ない限りですが、それぞれの方角にあるものになぞらえて矢印のような形状で埋め込まれております。

海に向かう'IWAを起点にゲストの行き先を示す羅針盤のような代わりになっているのでしょう。

キャストの方も確か「方角」って言っていたんですよね・・・。

今セクションのアイキャッチ写真左下隅に方位があるのですが、これはおそらく東西南北を教えてくれているものなのだと思います・・・・・。

さて、「'IWA」には泥棒という意味もあるのだそうです。

他の鳥の餌を盗み取ることからそんな意味が付けられたのだとか。

勿論アウラニではそんな意味では使われていません(笑)。

言葉って面白いですね。

このセクションの編纂に際し、参照したHPは下記の通り

王様"ミッキーマウス"と女王様"ミニーマウス"

ソファの先にそびえ立つポールのようなものが"王様"ミッキーマウス

ハワイはかつてハワイ王国が存在しました。

そして、アウラニのあるコオリナエリアはかつてはその王族たちの静養先でもありました。

ホノルルの喧騒とは180度違う静謐な環境がここにはあります。

ロビーの海側にはソファがあり、ゆっくり腰を下ろしながら静かなひとときを過ごすことが出来ます。

そのソファのあるエリアの両端にポールのようなものがあります。

それぞれ王様"ミッキーマウス"と女王様"ミニーマウス"の象徴として守り神のごとく備えられているのだそうです。

ロケーション的には

  • 右側 ('Wai A'nae側)・・・ミッキーマウス
  • 左側 ('EwaTower側)・・・ミニーマウス

ということですね。

エントランスにも下の写真のようなものがあります。

詳細は忘れましたが、東京ディズニーランド今であれば「レインボー・ルアウ」かつての「ポリネシアンパラダイス」に出てきそうな装飾品ですね。

すみません、詳細を忘れている上にハワイアンカルチャーに精通していないものなのでなかなか不明な箇所ばかりなのですが、今度戻った時に再度キャストさんに改めて聞いてみようと思います。

他、是非とも目を通して頂きたいブログサイト

駆け足になってしまいましたが、アウラニのホテル内部の装飾に関する記述は下記のサイトもあわせて観て頂けると幸いです。

1,SorcerersHat.JP

ウレぴあさんでもお世話になっております、フォトグラファーYOSHIさんのブログサイトです。

アウラニに訪れた際に撮影されたアウラニのフロントの様子とその背後に描かれておりますアートワークの説明がありますので、ぜひご覧ください。

参照先:14枚の写真で紹介するアウラニ絶景フォトレポート

ロビーの話しは子供が作ったという話しをおぼろげながら覚えてます(苦笑)。

他、アウラニの旅行記も色々と書かれていらっしゃいますので、こちらも是非ご覧になって下さい。

2,Disney-station.jp (D.Sta)

らむさんが運営するディズニーブログです。

ご自身の他にも複数人執筆陣を抱えており、良質なコンテンツを作り上げていらっしゃいます。

  • 参照記事1:アウラニに行ってきました①
  • 参照記事2:アウラニに行ってきました②

執筆陣の中のお1人が遊びにこられた時の様子が書いてあります。

紙袋の記載は正直盲点でした。

読んで思わず「おぉ!」となって部屋にあるものを再度読んでみて勉強になった!というっ感想を持ちました。

今回紹介した2つのブログはどれも読み応え満点ですので、お時間あるときにじっくりと読んでみてくださいね。

船の形を模した屋根、ロビーと宿泊棟に向かう通路にかかってます

さて、Vol.3についてはまた改めて時間を観て書き記したいと思います。

2014年10月に参加した際はこのロビーの装飾の他は、オレロルームとマカヒキの内装に関する説明を受けました。

次のVol.3はオレロルームとマカヒキの話題になりますね。

時間を見つけてまた書きたいと思います。そう遠くない将来に・・・。

あと、ロビーから各棟に行く際の天井についての簡単なレクチャーを受けました。

お船の形なんですよね。

遠い昔、船に乗って海をわたってきた、というお話しをモチーフにしているのだそうです。

参加した時、ハリケーン襲来で施設の中のみの説明でしたが、それでも十分面白くためになるお話しを聞けた印象があります。

ただし、文字にして掘り起こすにしてもやはり深い文化を有するハワイ、下調べだけでも物凄く時間がかかるものです。

また再度リライトしていきながら内容を深めたいと考えてますが、今回忘れないようにということで一種の備忘録として記事にいたしました。

話しを聞いたうちに書けばよかったのに、と思いながら今書いておりますがなにぶんいい加減な記憶を辿っておりますので誤りがあれば忌憚なくご教示頂けますと幸いに存じます。

最後に今回の自宅にあるこの辞書のお世話になりました。

[amazonjs asin="0824813928" locale="JP" title="New Pocket Hawaiian Dictionary: With a Concise Grammar and Given Names in Hawaiian"]

ホノルル国際空港にも売っているようなので興味ある方は現地で手にとってもよし、amazonで買うも良しですね。

  • B!