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Disney Vacation Club 上海ディズニーランド・リゾート

上海ディズニーランド・リゾートのチケット価格が判明

2016年6月16日に正式オープンとなる上海ディズニーランド・リゾートのチケット価格が判明しました。

チケット発売日は2016年3月28日からとなっております。

雑談含めて価格に関する紹介記事を掲載します。

上海ディズニーランド・リゾートのチケット価格について

1元を19円として計算の上、以下概要のみ。(レートは2016/2/3現在)

価格帯が2種類設定される1デーパスポート

  • 平日はレギュラー価格が適用で7,030円
  • 土日祝日はピーク価格が適用で9,481円
  • グランドオープン期間の6月16日~30日、7月~8月はピーク価格が適用
  • 2デーパスポートは購入価格より5%OFF

いきなり土日祝日は10,000円ギリギリなんですね。そして9月に入ってからでないとレギュラー価格にはならないということです。

2デーパスポートについては1デー×2日分マイナス5%という事ですね。

年間パスポートの記述がないのですが、現状2日もあれば足りるということなんでしょうね。

カレンダーについては「上海ディズニーランド公式HP内プレスルーム」よりご確認をお願い申し上げます。

大人の定義は140cm以上??? 年齢別の価格カテゴリー一覧

独特といいますか、日本とはちょっと違うなと思ったのが年齢別のカテゴライズですね。

下記紹介します。

身長140cm以上かつ65歳未満=大人

  • レギュラー価格=377元 (7,030円)
  • ピーク価格=499元 (9,481円)

65歳以上=シニア

  • レギュラー価格=280元 (5,320円)
  • ピーク価格=375元 (7,125円)

大人と比べると25%ずつの値引になっております。

身長100cm以上~140cm未満=子供

  • レギュラー価格=280元 (5,320円)
  • ピーク価格=375元 (7,125円)

ここも大人と比べると25%ずつの値引になっております。

しかし、目視なんでしょうかね、それとも身長計測の機械でも置くのか?どうやって調べるんでしょうねえ。

小学校6年にもなれば12才の子供でも男の子によっては身長150cm越えますからそうなると大人扱いなんですものね。

中国の大人の定義が140cm以上は皆大人ということなのか、不勉強で分からない限りなのですが、面白いカテゴライズだと思いました。

身長100cm未満=幼児

無料

140cmあっても100cm以下と言い張る親が出てきたりして。

障害者

  • レギュラー価格=280元 (5,320円)
  • ピーク価格=375元 (7,125円)

ここでも大人と比べると25%ずつの値引になっております。なお、購入に際し、証明書が必要となります。

高嶺の花かも入れないチケット代

下記、私の感想です。

思ったよりも価格は抑えられたかなと思いました。

しかし、それは日本人の感覚であり、中国本土の方からすると果たしてどうなのか。

中国という国、そして中国語に不案内ゆえ、中国本土の皆さんの声がわからないのですが、中国本土の平均年収に関するデータを観ると大都市圏(北京)で国営企業勤務者の年間約200万円の所得(10万元)ということなので、大都市圏の国営企業で働く人であれば"出せるかな"という金額であると思われます。

ちなみに民間だとこの半分程度です。

あくまでも平均値とはいえ年収100万円ちょっとで生活するデータなんですね。

2014年の中国の平均年収、北京の市内国営企業が200万円(10万元)を突破 | 小龍茶館

http://xiaolongchakan.com/archives/2014%E5%B9%B4%E3%81%AE%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%B9%B3%E5%9D%87%E5%B9%B4%E5%8F%8E%E3%80%81%E5%8C%97%E4%BA%AC%E3%81%AE%E5%B8%82%E5%86%85%E5%9B%BD%E5%96%B6%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%81%8C200%E4%B8%87.html

中国の場合は1つの会社で働いて収入を得るだけでなく複業も盛んという話も聞いたことがあります。

そういうお金も遊びの軍資金になるのかもしれません。

さて、中国では日本のように正社員雇用で終身雇用が前提の社会ではないそうです。

契約社員として就労するのがスタンダード。

そしてバッサリやられることもある。

大学院卒でも就職が厳しいので起業を目指す若者が多いという事を仕事を通じて面識を得た福建省出身の女性から話しを伺ったことがあります。
勿論、海外に打って出る若者も少なくないそうです。

様々なメディアでも紹介されているように、大都市圏とその他地方都市の貧富の差が激しくもある国です。

チケット代は中国の経済成長率等を加味しての設定だそうですが、上に挙げたデータを見る限りではおそらく開園したばかりの上海ディズニーランドで遊ぶ中国人は大都市圏で働くエリートや富裕層になるだろうと思われます。

因みに1デーパスポートアナハイムは$99.00、円換算すると$1=120円で11,880円。

若干上海が安いという計算になりますが、見る人からすると割高な印象は拭えないかもしれませんね。

日本からもおそらく距離的な事もあり、香港より上海に行く方も多く出てくるかもしれません。

個人的に日本への影響は限定的で軽微なものという判断でおりますが、それは中国人観光客が来日する目的は東京ディズニーリゾートで遊ぶことが第1番ではないからです。

やはりお買い物なのだろうと。

デパートの化粧品売り場は春節の影響もあり本当に多くの中国人観光客の方がお見えになっては爆買いされておりました。

メインはこっちでしょう。

むしろ日本経済新聞でも取り上げられていたように上海ディズニーランドのオープンで1番打撃を受けるのはやはり香港でしょう。

香港は特別区で渡航にも一苦労という話しを聞いております。何度も渡る事の出来る人は、経済的な余裕があるだけではない方々ばかりなのです。

北京の特権を持つ階級が香港に行っていたが、それは本土にディズニーパークがないから。

本土にディズニーパークが出来たら、距離的な事もあって上海に流れるでしょうね。

だからというわけではないですが、香港も東南アジア諸国に目を向けて様々な努力を重ねているようなので、今後数年香港は厳しい戦いを強いられるかもしれません。

とはいえ、根強いファンが居ることも事実なので目が離せない様相になりますね。

価格情報については都度入り次第、ご紹介いたします。

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