DLRが4/30から約13ヶ月ぶりの営業再開へ

新型コロナウィルス感染症の影響で1年以上クローズだったアナハイムにあるディズニーランド・リゾートがついに営業再開の運びとなりました。

本当に長い間のクローズからの再開でした。

多くのブログメディアなどでまとまった情報は既に出ておりますが、個人的にまとめてみようと思います。

DLRが4/30から約13ヶ月ぶりの営業再開へ

Welcome back! Catch a glimpse inside the #Disneyland Resort to discover #MagicIsHere: https://t.co/EofNP5TYQ9 pic.twitter.com/xMf7QH0RU9
— Disneyland Resort (@Disneyland) April 30, 2021

現地時間の2021年4月30日(FRI)に再開となりました。

再開当日はボブチャペックCEOに会長を務めるボブ・アイガー氏、また今はDLRのプレジデントを務めるDVCメンバーにはお馴染みケン・ポトロック氏が登場し、セレモニーでスピーチを行っております。

ボブCEOは心なしか、緊張の面持ちですね。

パークに入ってからのエンジョイする雰囲気は彼らのyoutubeを見るとその喜びが伝わってきますので、お時間のある方は是非とも試聴してみてください。

なお、ブロガーやユーチューバーはキャスト向けのソフトオープンに呼ばれていたみたいです。

3つ目のGMAはWDC傘下、ということもあり再会の様子を手短ではありますが、伝えております。

つい最近までDLRの駐車場がワクチン接種会場であったことを考えると、やはり感慨深く感じる方が多いのでしょう。

2月上旬、ディズニーランドの「トイストーリー駐車場」に車が続々と吸い込まれていった。営業が再開したわけではない。入り口の電光掲示板が「ワクチン会場、予約者のみ」と伝えている。

米ウォルト・ディズニーは1月半ば、立地するオレンジ郡の保健当局と組んでディズニーランドの駐車場をワクチンの大規模接種場に変えた。スタッフも会場運営に携わり、毎日4000人の医療従事者や高齢者のワクチン接種を支える。

ボブ・チャペック最高経営責任者（CEO）は11日に開いた2020年10～12月期の決算会見で「接種回数は10万回を超えた」と誇った。本社のお膝元にあるディズニーランドの扉を閉じて1年近く。同社が動いたのは「テーマパークの先行きはワクチンの接種率に左右される」（チャペック氏）と考えるからだ。
「夢の国」が挑む現実米ディズニーで10万回接種 - 日本経済新聞

上の引用は日本経済新聞からの記事抜粋ということになりますが、ボブCEOもいう通り、人々のワクチンの接種率という言葉はやはり重たく、これが大きく進んだことが4月末の再開にまでたどり着けた1番の要因だったことは間違い無いでしょう。

事実、カリフォルニア州は感染者数が大きいことやクオモ州知事の厳しい制限により、なかなかパークが再開出来なかった事は、クオモ州知事の発言同様、昨年来は頻繁に報道されておりました。

昨年末から今年初頭にかけて、新規の感染者数が4万人越え、お先真っ暗な感覚が強かったのですが、ワクチン接種が進み、想像以上にその効果が現れ、結果的にはDLRが再開した前後はグッと落ち着いて1,000〜2,000人台という数字で推移しております。

やはり、ワクチン接種が進んでいるというのは、人々に安心感をもたらすようで、 DLRだけでなく、ユニバーサルスタジオやレゴランドといった他のテーマパークも4月中に営業を再開しているとのことです。

ちなみに日経の記事によると、ワクチン接種人数は「米疾病対策センター（CDC）によれば、ワクチンを少なくとも1回接種した人数は30日までに1億4489万人に達した。全人口の43%にあたる。」とのことです。

自国でワクチンの開発ができるということも大きな利点なのでしょう。

Googleで「カリフォルニア州コロナ感染者」というフレーズで検索すると、現在の感染者数や過去の感染者数の推移が出てきますので、ご興味のある方は観て頂けると幸いです。

リンク: 「カリフォルニア州コロナ感染者」

入園出来るのは地元民のみ、定員の25%の人図制限とソーシャルディスタンスグリーティング&エアハグ

東京ディズニーリゾートも現在は各パークで5,000人程度の入場者数制限があるということを耳にしましたが、DLRも入園出来るのは地元民のみで人数制限は定員の25%ということで規制がかかっているようです。

ワクチン接種が進んでいるとは言いながらも、通常通りとはいかず、キャラクターグリーティングも東京と同じように出来るのですが、やはり濃厚接触は避けなくてはいけないようで、ある一定のスペースを確保した上でのキャラクターグリーティングやエアハグを楽しむような感じになっているようです。

リンク: 【動画あり】米ディズニーランド13カ月ぶり再開　レジャー復活期待 (日本経済新聞)

6月までの分がチケット売り切れ、ということで、やはり待ちきれないという方は日本に限った話しではないようです。

ワクチンの接種が2回進めば、経済活動も本格化するし、テーマパークも通常運転に戻る日もそう遠くはないでしょう。

私たちが気軽に渡航出来る日はまだまだ先のことなのかな、と思いますが、こういう明るい話題を見るにつけ、自分たちにも早くワクチン接種の機会が欲しいと願ってしまうばかりになりますね。

オフィシャルHPリンク: Magic Is Here The Disneyland Resort is Now Open!

今回は DLR再開のお話しを個人的な感想を踏まえてまとめてみました。