2016年8月29日、アウラニ・ディズニーリゾート&スパ コオリナハワイは開業5周年を迎えました。
私がディズニー・バケーション・クラブにJOINして今冬で6年目を迎えます。
今回、ようやっと私のブログで書く5周年のアウラニ。
今までの滞在を通じて感じたことを書きたいと思います。
この5年で1箇所にどっかり腰を下ろして楽しむ長期滞在の良さを存分に味わった
私にとって1つの憧れだったのが、ロングバケーション。
それも日本人にありがちな観光・買い物・エステにグルメに、というスケジュールを目一杯つめ込むようなスタイルの旅行は正直好きではなかったのです。
アクティブに動くのも良いのですが、バケーション=骨休めという認識なので、出来れば1箇所にじっととどまって静かに読書をしたり昼寝をしたりしながら毎日過ごしたいと常々思っておりました。
そういう意味ではディズニー・バケーション・クラブのメンバーになったのは凄くラッキーでした。
決して安い金額ではありませんでしたので、買うときは色々と夫婦内で討議しました。
でも、イニシャルで支払った金額も十分にペイするくらい、今は楽しいバケーションを過ごせるようになりました。
1年に1回しか海外旅行に行かない家庭ですが、その1回が濃厚で充実したものになったのは、紛れもなくディズニー・バケーション・クラブで1週間の長期滞在を果たせたからになります。
ディズニーランド・リゾート滞在を果たした昨年は8泊、通常の方の1回の滞在が3~4泊という状況下でその2倍の滞在日数でダイヤモンドセレブレーションの華やかな雰囲気に包まれたディズニーランド・リゾートを楽しめたのもその恩恵に浴することが出来たからだと思います。
アウラニも同じことが言えますね。
特にアウラニは2泊程度の方が多いですし、それもホノルルを絡めてのハワイ旅行の方が多いと思いますので、2~3泊でもその滞在期間はあっという間に時間が過ぎゆくのではないかと思います。
「アウラニ行ってきた」Tweetの本当の意味とは?
Twitterで「アウラニ」または「Aulani」というフレーズでエゴサーチすると毎日のように目にする、「アウラニ行ってきた」というTweet。
大体キャラクターのワンショットが数枚Instamagみたいなアプリで加工された写真付きのTweetなんですね。
「アウラニは楽園(天国)のようなところでした。」
というフレーズも常套句ですね。
毎朝の通勤電車の中でだいたいこういうフレーズは3~5つピックアップします。
おっしゃるように楽園(天国)のようなところなので、気に入ったならばまた遊びに来ると良いよね、と思ってiPhoneの画面をスクロールするのですが、時々思うのは、「この人達って一体何泊しているのかな?」という事。
もう1回繰り返して書くと「キャラグリ写真」と「アウラニは天国、楽園のようなところ」というようなフレーズ。
いわばテンプレート化しているものなのですが、毎日目にすればするほどに「この人達って一体何泊しているのかな?」と思うようになりました。
妻にもこんな話しをしつつ、夫婦で色々と意見を交わした結果
- 「泊まっていない」・・・カレパ・ストアかマカヒキのみ利用
- 「2泊程度」・・・ホノルル絡めた滞在で、メインはキャラクターグリーティング
ということなのだろうと言う考えに至ったのです。
あくまでも、おそらくなのですが・・・・・。
「アウラニは正直2~3泊で十分!だって・・・・・。」
これもTwitterのエゴサーチでわりと見かけるフレーズ。
2~3泊すればキャラクターグリーティングも大体みんな出てくるからそれで十分、というTweetも実はよく見かけるのですが、やはりこれが2~3泊でも十分という方々の滞在日数の組み立て方のベースになる考え方なのだと思います。
アウラニ滞在の目的はゆっくりのんびりするのではなく、キャラクターグリーティングに来る事が主たる目的になっているということ。
そして「アウラニ=キャラクターグリーティング天国」という図式も成り立っているようです。
もちろん、東京と比較してですが、スペースの限られた空間でキャラクターがわりと頻繁に出てきて写真撮影に応じてくれる。
そして「整列グリ」が中心なのでラインカット前にしっかり並べばしっかりとキャラクターグリーティングが楽しめるわけです。
そういう意味では日本人的には舞浜でのルールやマナーがそれなりに感じられる分やりやすいのかもしれません。
もちろん、ミッキーに会うまで60分~90分なんて事はありませんので、気軽にそしてカジュアルにキャラクターグリーティングが楽しめるのはもちろん素晴らしい魅力であると言えましょう。
私を含めたメディアサイドの書き手にもその責任の一端はあるのかと思いますが、本音で言うと「キャラクターグリーティングだけでアウラニを満足してもらっては困る!」という事を実は声を大にして言いたいのであります。
もちろんどんな過ごし方をしても良いのです。
キャラクターグリーティング中心でも全然OKなのです。
しかし、アウラニという場所は、少なくとも私やDVCメンバーの多くの方、またDVCメンバーではないけどリピーターとしてアウラニに幾度と無くお出かけになられている方からすると間違いなく「長期間ゆっくりのんびりするところ」という印象が強いと思います。
主たる滞在目的はあくまでもバケーション=骨休めであり、キャラクターグリーティングというのは2の次の話しであると言ってもいいと思います。
不遜な書き方をすると「2泊でアウラニの全てを分かられては困る」ということです。
複数回行って、それでもまだまだわからない所があるし、もっともっと知りたいことや体験したいことが増えて困っている私からすると2泊で満足、とかそれ以上滞在すると飽きるだなんて言ってほしくはないという気持ちがやはり勝ります。
キャラクターグリーティングやキャラクター関連絡みは正直書きやすいし、外部に寄稿するにしても目に止まりやすい。
でも、「アクティビティ」も充実していますし、その内容も触れてはおります。
滞在者だからこそ体験できることが実は沢山あるのです。
そこに目を向けないのは正直もったいないですし、書き手としてももっとアクティビティに関して書いていかないとダメなのかな、という気持ちでもあります。
キャラクターグリーティングメインがダメだと言っているわけではない。
他のアクティビティにも目を向けて欲しいし、せっかく来たのだからプールエリアのデッキチェアに腰掛けて本当になにもしないでお昼寝したりボケーっとして欲しい。
お仕着せがましくて申し訳ないんですが、私の本音なのです。
書き手の矜持として、そしてアウラニホームのDVCメンバーとして2~3泊で満足とか言わせたくないんです。
否定されたくないというよりはそこで満足するほど浅いところではないですよ、ということですね。
"STAYCATION"の浸透を目指すこれからのアウラニ
ホノルルには一切行かず、アウラニだけで長期滞在をしてゆっくりのんびりバケーションを楽しんで欲しい。
私の言いたいことってひとことで言うとこれです。
心身のリフレッシュを考えると2~3泊って移動もあるから忙しないと思うのです。
ホノルルで3泊してもきっと買い物とか観光であっという間に1日過ぎてゆっくり出来ないのが目に見えてますし、最後にアウラニ2泊と言ってもキャラクターグリーティングでお腹いっぱいでおしまいなんでしょうから他に目を向ける考えがなくなってしまうのかもしれません。
今年で節目の5年目を迎えたアウラニ。
今後は長期滞在キャンペーンを上手に使って最低5泊以上してキャラクターグリーティング以外でも他にどんなことが出来てどういうスタイルのバケーションを楽しめるのか。
書き手としてもそこにチャレンジをしていきたいな、と思います。
実はこれを書いている9月7日、ウレぴあ総研ディズニー特集のライターとしてディズニー・デスティネーション・インターナショナルさんが開催した「アウラニ・ディズニーリゾート&スパ コオリナハワイ Mahalo メディアレセプション」に参加させて頂きました。
「世代を越えて、暮らすように過ごすリゾートステイ」
これを旅行業界では「STAYCATION=STAY+VACATION」という表現がされているんですね。
これを実現させるためには長期滞在するか、DVCに加入するかしか無いんですが、私もこの概念には大いに賛成で、やはり長期滞在したからアウラニで過ごした毎日が本当に楽しくて充実したものになってます。
このSTAYCATIONはディズニー・デスティネーション・インターナショナルさんの方がおっしゃっていたことなのですが、最初の5年は認知度の向上を中心にアウラニの魅力のファーストフェーズを伝えるための期間だったとしたら、次の5年はこの「STAYCATION=暮らすように過ごす」バケーションの良さを体感するための期間なのではないかと考えます。
DVCメンバーは本当に暮らすように過ごしております。
1ベッドルームヴィラに滞在したらシステムキッチンがフル装備ですからカポレイのウォルマートに買い出しに出掛けて滞在日数分の食材を買ってきてはキッチンで調理する(肉は屋外のBBQ施設を使って焼く、これ凄く大事)。
そして思い思いのバケーションを過ごす。
別にヴィラに泊まってくださいとは言いませんが、それこそ我が家にいるかのような雰囲気でリラックス出来る環境だからこそ、いつものような過ごし方はしなくてもいいのではないか?という提案でもあると思うのです。
目の前には美しい海があり、プールアクティビティも色々あります。
ハワイの高級リゾートホテルに泊まってその目的がキャラクターグリーティングとグッズ購入、あとはもう満足というのは物凄くむなしいと私は感じるのです。
ここでしか味わえない事は沢山あります。
キャラクターグリーティングしかないわけではないのです。
STAYCATIONという言葉には今までのごくごく一般的なバケーション観を変える強い力を感じます。
それは滞在中はとにかく予定を詰めるだけ詰めてあちこち飛び回る。そしてホテルは寝床としてしか機能しない。
そうではなくホテルの中、1箇所だけにとどまってその中だけで滞在中は過ごすというスタイル。
そのための機能はアウラニは全て揃ってます。
はじめて行く事を予定されている方はまずは、キャラクターグリーティングやキャラクターダイニング以外にも楽しいことがあると捉えて、やってみたいアクティビティや滞在中1日くらいはせめてビーチやプールサイドでゆっくり過ごす時間を設けて下さい。
2回目以上の方はホノルルに一切立ち寄らない事を決めて、5泊以上、騙されたと思って居留まってください。
ディズニー・バケーション・クラブのメンバーさんであれば、特に初アウラニの場合は2泊とか言わないで6泊でも7泊でもどっしり腰を下ろしてみてください。
DVCメンバー限定のイベントが複数ありますので、それに全部参加すると驚くほど滞在期間は早く過ぎます。
アウラニ以外にホームを持っている方であれば滞在予定の7ヶ月前から最大1週間分予約が可能です。
特にDVCメンバーさんこそ、「STAYCATION」が他の方よりも容易く出来る権利を有しているのです。
WDWやDLRはアクティブに遊びまわっていいと思いますが、アウラニは滞在型リゾート施設、静かにそしてゆっくりのんびり過ごす事を目的とした滞在をぜひ楽しんでいただければと思います。
ディズニー・デスティネーション・インターナショナル社さんではこの「STAYCATION=暮らすように過ごす」バケーションスタイルを皆さんにも味わって欲しいと考えているので、長期滞在すればするほどメリットのあるキャンペーンを行っているのです。
日本からお越しのお客様向け夏 &秋の特典 | アウラニ・ハワイ・リゾート
アウラニは重ね重ね、最高級ランクに位置するリゾートホテルなので価格面は正直に相応の金額はします。
しかし、こういうキャンペーンがしっかり設けられてますので、リーズナブルにご利用できる機会はあるのです。
非売品のグッズも貰えますので、活用しない手はないと思いますけどもね。
とても長くなりましたが、ただお店を利用しただけ&ショートステイではなく、長期滞在をすることでキャラクターグリーティングやキャラクターダイニング以外のアウラニの他のアクティビティやゆっくりのんびり出来る環境を上手に活用して心身のリフレッシュや家族や友人との旅行の思い出を作って欲しいという事を切々と述べさせて頂きました。
5年目を迎えたアウラニは様々な魅力あふれるエンターテイメントも充実して参りました。
これからお出かけになる方にとっても、お役に立てる内容の記事を書いていきたいと思いますので、引き続きのご愛顧をお願い申し上げます。
ウレぴあ総研ディズニー特集:ハワイでディズニー!「アウラニ」攻略まとめ
本日情報解禁に付き、是非ともくまなく読んでみてください。
今後はウレぴあ総研さんにも随意原稿を納めます。そして当ブログとTDRハックさんに書いたもののリライトを順次こなしていこうと思います。
5周年本当におめでとうございます。
メンバーとしても未熟な書き手の1人としても嬉しく思いますし、今後とも内容のあるコンテンツを作り上げていこうと思います。
絵巻物みたいな長文からの脱却も今後の私の課題ですね(苦笑)。
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